挑戦と変化を生み出すコミュニティを作る!都会に近い、自然溢れる谷上だからこそ生み出せる変化。

( Records )
2019.07.1

谷上プロジェクトとの出会い

初めまして。谷上プロジェクトのプロジェクトマネージャーの中川慎也です。
谷上プロジェクト内で、新しいプロジェクトの推進や行政との連携、企画などを担当しています。

元々私は23歳の時、東京でTシャツブランド+デザイン事務所を設立、起業しました。
デザイン事務所を売却後、売却した会社の役員から代表取締役となり、雑貨品、化粧品の企画製造を行っていました。
32歳の時、一層のチャレンジをするため、株式会社リ・コネクトを設立しました。
現在は、IT企業から、スポーツジム、福祉事業、美容関係まで幅広くコンサルティングをしています。また店舗プロデュース業も行っており、飲食店やコワーキングスペースのプロデュースも行っています。

若い頃から起業したため、周りには熱量高い起業家仲間が多くいて、「これからもっと業界を良くしたい!日本を活気ある国にしたい!」など語らう事が多かったのですが、ふと周りを見渡すと、人口減少やGDPは各国に抜かれるなど、どんよりした閉塞感。日々のニュースでも流れる見通し悪い経済状況。

何とかしたいけど、自分に出来る事は、自分の周りの企業が良くなること。そう思って毎日を送っていた中で「谷上プロジェクト構想」に出会いました。

Chatwork社のシリコンバレーでのチャレンジで得た経験から、
「日本を挑戦と変化にあふれたワクワクする国にするプロジェクト」=谷上プロジェクトを初めて聞いた時にビビッときました。

1つは、私の実家が谷上と同じ沿線、押部谷にあること。
1つは、海外に出張し日本に帰国する度に思うこと。

日本は全てが揃っている、時間通り来る交通インフラ、安心安全の食材食事、マナーの良い国民性。なのに、ビジネス現場で出会う人達の熱量は、圧倒的に海外のビジネスマンの方が高い。このままでは、日本はいつか負けてしまうのではないか。と思っていました。

日本の場合、挑戦しようとする人は、周りから浮きます。
変化しようとする人は白い目で見られます。
でも、そういう人たちが同じ場所に集まって応援し合えれば…背中を押してもらえる仲間がいれば…そんなに力強いことは他にありません。

そういう「挑戦と変化」にあふれるコミュニティを生み出そう!と始まったのが、谷上プロジェクトの種だと。

谷上プロジェクトに参画させて頂くまで時間は掛かりませんでした。

谷上プロジェクトマネージャー 中川慎也氏

なぜ谷上なのか?

変化を生み出すために場所・コミュニティをつくるにあたり、重視したものは「変化の余地のある場所」と「全国から集まりやすい場所」であるということ。変化を起こしていくには、まだ成熟していない変化の余地がある街である必要があります。
都会は街が成熟していることもあり、変えようと思っていても既に完成されているインフラや設備、既得権益などもあり、なかなか変えることができないものです。
シリコンバレーも最初は閑散とした果樹園であり、世界一の娯楽が集まるラスベガスも、はじめは何もない砂漠でした。

谷上は、のぞみ新幹線も停車する新神戸駅より、1駅8分で来られる場所。日本に横断する新幹線の主要駅からたったの1駅で来られる。これは本当に大きい。どれほど自然豊かで変化出来る場所でも、移動に長時間を有しては、簡単に来ることが出来ません。
そういった観点でも、神戸の主要都市「三ノ宮まで11分」で出ることが出来る(三ノ宮には何でも揃っている)。新神戸駅からも近いため、全国から集まる事が出来る立地条件。谷上は、ホタルが出るほど自然あふれる場所。

実際に谷上プロジェクトで移住を決めた人たちも、自然豊かな谷上を満喫しているそうです。大阪、姫路、シリコンバレーなど、色んな場所から移住者が生まれています。

谷上プロジェクトを進める中で「挑戦と変化」出来る人、ってどんな人だろう、とディスカッションする機会がありました。
最後に出た答えは「挑戦や変化は他人に言われてやるものではない。最終的には自分から始めるもの。」という事でした。
他人にどれほどアドバイスをもらっても、変われない時ってありますよね?でも自分の中で気づいたとき、腹に落ちた時、すぐに動き出せる、そういった経験をされたこと、皆あると思います。
本当に変化を起こしたい時。自分がまず一歩踏み出すしかない。
でもそこからもう一歩、さらなる一歩は、実は周りのサポートがあってこそ。

谷上プロジェクトは、日本をワクワクさせる「挑戦と変化」を生み出したい、という概念です。谷上でリアルに集う場を作ったのが「.me」(ドットミー)です。
他人ごとではなく、私ごと(me)として変化を起こそう、という想いが込められています。

谷上プロジェクト

谷上プロジェクト「.me」の存在

.meは「挑戦と変化の玄関口」と考えています。
ここには地元の課題意識を持っている谷上にお住いの方をはじめ、全国から谷上で何か面白いことが出来るんじゃないかと期待を持って来て下さる方など、多種多様な人達が集まります。

ただ、通常のコミュニティと違って、毎日面白い人たちがいるわけではないのです。
私も大阪市内のコワーキングスペース運営に関わっていますが、コミュニティは常にその場に居る人達が繋がり、化学反応を起こしていく、そういう寄り合いのような場である、と思っています。

しかし、.meではどうしても人と人のすれ違いが起きる。
そこで考えたのが、毎月定期的に行われる交流会「Taniga Meetup!」です。
Taniga Meetup!は、運営メンバーであるChatwork社の代表取締役CEO兼CTOの山本正喜さん、Kaeruの大崎さん、そして私中川の3人が必ず出席し、その日に交流会を行います。
大阪や神戸市内、東京からなど多様な人が集まり、挑戦と変化を好む人達が集まる訳ですから、面白い人だらけです。
谷上で出会った人たちが事業を協業したり、新しい挑戦をしたり、様々な化学変化が起きています。

.meスタッフを経験した人たちでも、この1年で4名が起業しました。
また、駐車場予約アプリ「akippa」を運営するakippa株式会社と全国の遊休地とキャンパーのマッチングサービス「ExCAMP」を運営するforent株式会社が連携したり、Taniga Meetup!の常連の方がクラウドファンディングに挑戦し、3日で100%達成したり…

熱量が高い人たちが交流し化学反応を起こすことで、熱量は一層高まったり、飛び火したりする。そういう場面を沢山見てきました。

皆、挑戦と変化をしよう!と心に決意した人達が集まるからこそ、場の空気が熱くなる。
そういう交流会「Taniga Meetup!」は今後も続けていきます。

谷上プロジェクトでは、
1.変化を起こす人が全国から集まるコミュニティづくり
2.変化を起こすプロジェクトの立ち上げ支援
3.変化を起こす人と地域が一体となる街づくり
を行いたいと思っています。
そして挑戦と変化を起こすのは、谷上プロジェクトではなく、ここに集まる皆さんです。
圧倒的な熱量で、挑戦と変化を巻き起こしていきましょう!

谷上プロジェクトでは、挑戦したくなるような環境やサービスなどを一層整えていきます。

谷上での新しいチャレンジをしたい方、お待ちしております!

兵庫県神戸市北区谷上駅にあるコワーキングスペース

(文・写真/谷上プロジェクト プロジェクトマネージャー 中川慎也)